4月のからだ情報

 

清明 4月5日ごろ

 

この時季は、「花冷え」なんて言葉もありますが、

まだ太陽がそれほど高くは上がらないので、冷えてしまいます。

冬の間なんとか風邪をひかずにいた人も、のどをやられたりなんてことに・・・

婦人科系のトラブル、膀胱炎などに悩むことにも。

特に足はあたたかくして過ごしましょう。

 この時季のポイント

●この時季、肝臓が弱ってイライラしがち。

怒るとこめかみに青筋が。

黒目のちょうど上あたりの骨のふちに人差し指、こめかみに親指をあて、押し上げてみましょう。

●脾臓もいたわってあげて。

季節の変わり目、特に春の土用(4月18日ごろから18日間)には注意が必要。

今から食べ過ぎに注意し、ウォーキングを習慣にして脾臓に負担をかけないように準備を。

 

穀雨 4月20日ごろ

 

この時季は、ちょうど暦でいう「春の土用」に入っています。

「土用」とは、つまり時季の変わり目のこと。この「土用」に関係が深い臓器が「脾臓」です。

また、雨の続くこの時季、湿気に弱い「すい臓」に負担がかかっています。

すい臓と脾臓は繋がりが深く、この二つの臓器の負担が重なると、食欲が調整できなくなって食べ過ぎに走ったり

なぜかユウウツになったり。

なんとなくだるいなんていうのも、この「脾臓」からくるもの。

バスタイムなどで汗をかくことで解消しちゃいましょう。

 この時季のポイント

●脾臓が弱りくよくよしたり、食欲のコントロールがきかなくなったりするかもしれません。

そんなときはウォーキングでからだを動かして!

●心臓をいたわってあげて。からだに余分な水分がたまっていると、夏に心臓の負担が大きくなります。

今からゆっくり湯船に浸かることを習慣にして、からだをすっきりさせておきましょう。

 


冷えには足湯

 

じんわり汗をかくまで、熱いお湯に5分くらい くるぶしまでお湯につけます

(できるひとはふくらはぎまでつけてほしいな)

お湯が冷めないよう、差し湯をすること。

皮膚アレルギーのない人は、お湯に天然塩を加えると、むくみにも効果的。


春のむくみに そら豆

 

そら豆に含まれる「カリウム」はむくみ防止に

「ビタミンB1・B2」も豊富で、脂肪の代謝を促す効果があるとか。

春のむくみにもってこいの食材です。


はと麦茶でむくみ退治

 

むくみやすい この時季の水分補給には、はと麦茶がおすすめです。


食事の前に運動を

 

食事の前に軽く運動をすると、からだがあたたまり食べ過ぎを防げます。

早歩き程度でOK

軽く汗ばむくらいが理想です。


頭蓋骨をゆるめる

 

この時季眠いのは、気温の上昇で頭蓋骨がゆるんでくるから。

頭蓋骨の継ぎ目も、骨盤や肩甲骨とともに開いたり、閉じたりします。

継ぎ目にサビつきがあると、そこを起点に頭痛になることも。

眠くなる人は、すんなりゆるんだ人なのです。

眠い人にも頭痛の人にもおすすめな体操があります。

 

ブラシや指で、気持ちいいぐらいに頭蓋骨をたたきます。

頭蓋骨がほどよくゆるんできます。お試しあれ \(^o^)/