2月のからだ情報

 

2月4日 立春

 

立春は、旧暦での一年の始まり。

はまさに「これから春になる日」が年始だったのです。

冬に食べすぎ、飲み過ぎて内臓が疲れ、腎臓フィルターが目詰まりしたまま春を迎えると 春と関係の深い臓器の肝臓に影響がでてきます。そこで起こるのが花粉症。

肝臓が過敏状態になってしまうと、花粉のようなそれほど人体に影響のない物でさえ、体は過剰な防衛反応をして「異物」として排除しようとしてしまうのです。

冬に食べ過ぎちゃったあなたは「肝臓あたため」をしてみましょう。

肝臓はみぞおちの少し右あたりにあります。

右を上にして横になり、手でほんわかとあたためてあげましょう。

目も一緒にあたためるとより効果があがります。

 

2月19日 雨水

 

気温がすこしづつ上昇するにともなって、雪や氷が解け始める時季。

この雪で乾燥のピークを迎えていた空気が一気に潤され、これまで乾燥で苦しかった呼吸や肌がラクになります。

乾燥を好むインフルエンザの予防にも。

とはいえ、まだ食べ物などによる冬の「腎臓」の疲れも尾を引く時季。

そのツケが春に「肝臓」にきて、異物に過敏になるために発症するのが花粉症です。

少しでも花粉症を軽くするためには、粘膜を潤わせることと、肝機能を高めること。

肝機能は、お酢やグレープフルーツなど、クエン酸の多い食品をとることでも高められます。

クエン酸は肝臓にたまった脂肪を燃焼し、エネルギーにしてくれる働くがあります。

 


花粉症には腰湯

 

本格花粉シーズンを迎え、暖かくなるまえの今のうちに、腰湯でしっかり汗を出して

腎臓も肝臓もすっきりさせておきましょう。

腰湯

バスタブに45~47度の熱めのお湯を、おへそが隠れるぐらいまで張ります。

Тシャツを着て首にはタオルを巻き、上半身は保温しましょう。

5~15分間つかって、上半身全体に汗をかいたら終了。

 

腰湯でしっかり汗を出すと、体内の水分の循環がスムーズになり、鼻やのど、目の粘膜が潤います。


朝イチで乾燥を解消

 

水含みを朝イチで行うと、寝ている間の粘膜の乾燥を手っ取り早く解消できます。

大さじ1杯ぐらいの水を口に含んで2~3分そのままに。

水がどろーっとなったら、それを出してうがいします。

可能なら数回繰り返します。


りんごは腎臓の強い味方

 

りんごは解毒効果があるペクチンや、塩分過多を緩和してくれる。

カリウムが含まれており、腎臓の強い味方です。

体調や好みに合わせてするおろしたり、焼いたり変化をつけていただきましょう。


肝臓を助けるカモミール

 

カモミールは肝臓を助けます。

カモミールティはいかがでしょうか?


花粉症対策に歩きましょう

 

運動不足は花粉症の原因のひとつ。

歩く習慣をつけましょう。ずいぶんラクになってきます。


ふきのとうでスッキリ

 

ふきのとうなどの山菜にほんのり含まれる苦み。

この苦みが、冬の食べ過ぎなどでたまった体内の淀んだ水分を排出するきっかけになります。

おなかを下していらない水分や老廃物を排出されたら、いよいよスッキリ!春の体になっていきます。