11月のからだ予報

 

立冬 11月7日ごろ いよいよ冬の始まり

 

日が短くなり、太陽の光も弱まってきます。

日のあたる時間が減ると、不安感が芽生える傾向にあります。

この時季は腎臓を司る「おそれ」の感情にとらわれやすくなるのです。

からだ、とりわけ足を動かすことで不安は解消します。

寒いからと言って動かずにいると、逆に冷えてきます。

冷えた手足でご飯を食べても、満足は得られません。

ますます余計なものが食べたくなります。

おいしいご飯のためにも、たくさん歩いて、体の中からぽかぽかに!

 

 

 

小雪 11月22日ごろ 腎臓を冷やさないで

 

朝、息が白くなるのもこのころ。朝晩が寒くなるとからだも冷えてきます。

そんな時には「耳あて」がおすすめ。

なぜ耳をあたためるとよいかというと それは耳と腎臓に繋がりがあるから。

腎臓は冬と深い関係があり、体が冷えると、腎臓が腫れたり疲れたりします。

冷えて腎臓がクタクタだと、耳がキーンと冷えたり、痛くなったり、硬くなったりします。

手であたためるだけでもいいのですが、この季節は耳あてがぴったり。

 


耳をひっぱって元気に

 

湯船に浸かりながら、両方の耳をひっぱってみましょう。

耳は腎臓と繋がりがあるので、耳をひっぱることにより腎臓が元気になり、からだ全体の血行がよくなります。


腎臓の動きが活発になる季節

 

不安を感じることがあるかもしれません。

そんな時は、丹田(おへそと恥骨の間)に両手をあててあたため、そのままうつ伏せに寝てみましょう。

不思議と気持ちが落ち着きます。


腎臓の味方、ショウガ

 

ショウガの辛味成分ジンゲロール・ショウガオール・ジンゲロンには、血行を促進する作用や

からだをあたためる働きがあるほか 新陳代謝が活性化したり、発汗作用を高めたりする働きがあるそう。

風邪をひいたときは、葛が入ったショウガ湯も有効ですが、あまり砂糖を入れすぎないこと。

逆にからだが冷えてしまいます。


足をあたためてぐっすり

 

眠れない夜、足が冷えてませんか?

ホットパックや足湯で足首をあたためると熟睡できます。からだの歪みに効果的。


足指じゃんけんで風邪予防

 

足指でじゃんけんの「グー」と「パー」を交互に動かすことで

冷え防止になるだけでなくからだの歪みも改善されます。

足の親指は特に首の関節と関係が深くここから冷えて風邪になるという「大椎」も活性化させられます。

風邪やインフルエンザの予防にも